着付け教室に行った方がいい人、行かなくてもいい人

着物を自分で着てみたい!そう思う人は少なからずいるのではないでしょうか。

でも着付け動画見てもよくわからない、やっぱり教室に行った方がいいのかな、と思う人のために書きます。

答えはコレです。

・着付け教室に行った方がいい人 → 着付け師になりたい、人に着せたい人(スタイリスト寄り)

・着付け教室に行かなくてもいい人 → 自分一人で着られるようになりたい人

結婚式やイベントのときに人に着物を着せたい、着付け師志望の方はカリキュラムが組まれてる教室や学校の方が効率よく学べると思います。

っっっが!!

わたし的には、そもそも行く必要ある?と思ってます。

もっと言えば、着付け教室は高い着物を売られる場所だと思ってるので、リユースでも良質な着物が余るくらい出回ってるのに高い着物を買う理由がないからです。

初心者であればあるほど、着付けに必要な道具がわからないですよね?

だから初心者パックこれさえあれば!みたいな高いセットを買わされちゃうんです。

いるものといらないものの区別がつくようになってそれでも必要な技術を学びたい、資格を取りたいと思うのなら通ってもいいかもしれません。

ちなみに着付けに必要なものは以下の通り。(わたしの普段着バージョン)

  • 着物(袷(あわせ)1の小紋(こもん)2があればOK)
  • 帯(名古屋帯)
  • 肌着(綿100%)
  • 半襦袢(半衿(はんえり)がついていると便利)
  • 腰巻き
  • 伊達締め
  • 腰ひも(3本くらい)
  • 衿芯
  • 帯枕
  • 帯板
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • 帯止め金具
  • 足袋
  • 足袋カバー
  • 草履

ここに書いてあるものが絶対必要!というわけじゃなくて、

やってくうちに自分が必要だと思ったらそのときに買い足していけばいいと思います。

もちろん自分には必要ないなーって思うものは省いちゃってOK。

あとは着ていくうちに慣れて覚えていくものかなーと。それを言っては元も子もないですが^^;

着られるようになったら何をしたいかを考えるのも大切ですね。

単に着物着て友達とランチでもいい。

着物を着て出かける口実ができると着ることが楽しくなってくると思います。

  1. 袷(あわせ)とは裏地のある着物のこと。1年のうち10月から5月まで比較的長い間着られます。 ↩︎
  2. 小紋(こもん)とは着物全体に柄が散りばめられている着物のこと。
    普段着のおでかけにぴったり。洋服でいうワンピースに近い。 ↩︎