普段洋服を着ていますが、昔はほぼ全員が着物を着ていました。
洋服をあたりまえに着るようになった今でも、やはり着物って日本の気候風土に合っているし、
日本人の体型に合ったものだと思う。
日本の芸能や武道はすり足が基本なので、いわゆる胴長短足の体型のほうがサマになるのだ。
洋服を着こなすにはハンデになったとしても、着物を着こなすには大事な要素に変わる。
あと、四季のある日本では梅雨のジメジメした湿気の多い時期や冬の寒い時期でも温度調整が可能なように作られている。
日本人の体型に合い、日本人の気候風土に合った衣服だからこそ長く着られてきたのだろう。
季節感が薄れてきている昨今だからこそ、着物の良さを見直していきたいと思う。